シルバーセカンド開発日誌
 ここはゲーム開発者SmokingWOLF(スモーキングウルフ)の開発日誌です。
 【現在の目標】→ ウディタ3.5のバグを落ち着かせる! & 『片道勇者2』の開発!
 ※以前のブログが使えなくなったので、ただいまこの開発日誌に移転中です。
2010年05月

2010-05-31 (月)   顔グラ話とダンジョンと
シルフェイド学院物語の定期報告です、この一週間でダンジョンが2つできました。
顔グラフィックも並行しつつなので、ちょっとゆっくりめのペースですけれど。
来月必死にやれば、あと10個くらいダンジョンが作れる……かなあ。


【顔グラフィックの仕様について (※復習)】

シルフェイド学院物語、今回は全キャラクター、
裸のグラフィックの上に服グラフィックをかぶせる」ことで、
服を着ているグラフィックに見せているため、まだ服のグラフィックが
できてないスケイルはこんな状態です。15禁でさえありませんが、
後ろに親御さんがいない状態でご覧下さい。





シルエットノートの時は、一部のキャラだけ、首から下部分が
別のパーツになっていて、服ごと(または裸状態ごと)に切り替えられました。
が、そのため服を設定しないと、リョウヘイが首から上だけ出てきたりする
ホラーな展開になったりもしました。

今回は、全キャラ、余計な手間がかかると思いつつも、
裸のベース画像を作り、それに服をかぶせて表示するようにしています。
これは、より幅の広いユーザデータ作成(二次創作)を
行えるようにするための措置ですので、皆さんバンバン作ってくださいね!

でもオーバ(幻想譚に出てきたおばあちゃん)の裸の顔グラフィックとか、
一体誰が喜ぶんでしょう、描いてる間、正気をたもつのが精一杯でした。
二次創作シナリオでは、全裸のオーバさんが飛び回るんだろうなあ……。




【今回、作業していて思ったこと】

ダンジョン作りは、一度基本的なイベントができると、
あとはその基礎部分をコピー&ペーストできるので、
2つ目から相当なスピードで作業できるようになりました。

思い出してみれば、この辺りは公安編でも同じでしたね。
『多少時間がかかってもいいから、最初の見本はしっかり作っておくべき。
特に、流用可能な造りにしておくことには大いに意味がある』
と思いました。『最初の一発目は、時間がかかっても焦らなくてよい』
というのも、今後の一つの教訓にしたいと思います。

ダンジョンは以上のような感じで、あとは顔グラフィック作成を少し進めていました。
顔グラフィックも、ペイントソフトの機能に頼りまくり修正しまくりですが、
いい意味でプライドがなくなって、小手先のテクニックを
遠慮無く使えるようになってきました。
これまでより、少しでも良くなってるといいなあ、と思います。

ちなみに、まともに640x480画面用にグラフィックを描いたのはシルノが初めてで、
幻想譚まで(320x240)と違ってかなり細かく表示されてしまうので、
すごく細部まで下手さが分かってしまって恥ずかしかったのですが、
今回は恥ずかしくない程度には頑張りたいと思います。
幻想譚までは、5枚描いたうち、マシなのを1枚選ぶというやり方で
あのクオリティだったんですよ。顔も狙い通りに描けませんでしたから、
見聞録も幻想譚も、描けた顔に合わせて性格を付けていました。
きっと最初は、みんなそうだと思います。



以下はいただいたコメントへの返信です。
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 2010-05-31 (月) web拍手 by FC2 カテゴリ: シル学




2010-05-24 (月)   ダンジョン掘削作業中
つい日誌も書かずにバリバリ進めてしまいましたが、
今回はシル学用の汎用ダンジョンシステムの紹介です。


今回のスクリーンショットは、バルトのトレーニングハウス!
考古学編で一番最初に挑戦するダンジョンです。
暗くなってる部分は、ダンジョンを進むに連れて明らかになっていきます。

このダンジョンシステム、ダークゾーン部分は、横8マス×縦6マスに分割されています。
イベントコマンドには、「指定したダークゾーンを消去する」コマンドがあるので、
イベントのたびに、徐々にダークゾーンを消していくわけですね。
以前も申し上げた通り非常にRui○a式なんですけれど。

もちろん、ダンジョンは、ユーザデータ作成機能でも作ることができます。
背景用の640x480の画像を用意して、どこの位置にイベントがあって
どういう条件でそのイベントが選択可能になるか、ってのを
設定しておけば、誰でも簡単(?)に作ることが可能!
ダークゾーンを使用しないようにすることもできます。


【残りの作業】

現在の体感進行度を整理すると、以下のようになります。

【武術運動部編】 ■■■■■ ■■■■□
ほぼ完成。あとはブラッシュアップと全体的な整合性取り。

【公安委員会編】 ■■■■■ ■■□□□
あとはキャラクター固有イベントの作成とブラッシュアップ。

【地歴探究部編】 ■□□□□ □□□□
ダンジョンいっぱい、キャラクター固有イベント全部。敵グラフィック等。

【共通部分】 ■■■□?????
自由裁量。しかし、ここをたくさん作れば、どれをプレイしても楽しめそうです。
まだ顔グラフィックすら作っていないシーナのイベントも、ここに入りそうです。

ということで、まだまだ先は遠いです。最後のブラッシュアップで面白さが
3倍増しくらいになることも多いので、しっかり詰めていきたいところです。
足りないところはユーザデータにお任せ! え、だめ?



【今回、作業していて思ったこと】

やっぱりダンジョン作りは難しい! 
色々考えてはみたものの、どうしても物語ベースで
イベントを作っていかないとネタが足りません。

最近は、紙に書いてブレーンストーミング(ネタ出し)したり、
考えをまとめることが増えたのですが、これはいいやり方ですね。
考えながらパソコンで打ち込むより、紙に書く方が、
より多くの発想が生み出せる感じがしています。
ゲームを作るにしても、ときどき、キーボードから
離れて考えるのはいいんだなあ、と感じました。

……と、いうくらいで、今のところは、
新しく思いついたいいやり方などはありません。
ただひたすら、ガチンコ勝負で、考古学編のメインとなる
ダンジョン作りを進めています。
ダンジョンが終わったら、カオスなキャラ攻略イベント作りまくります。



以下は拍手コメントへの返信です。
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 2010-05-24 (月) web拍手 by FC2 カテゴリ: シル学




2010-05-15 (土)   ウディタVer1.20&第2回ウディコン
ということで、WOLF RPGエディターVer1.20がVector様にて公開されました!
今回はメジャー(大幅な)アップデートということで、新機能も盛りだくさんです。

【WOLF RPGエディター Ver1.20のダウンロード(Vectorへ)】

【今回の更新履歴】


【今回の目玉機能!】

・【高速化】全体のイベントコマンド処理速度を1.2倍~1.4倍ほど高速化

・【ゲーム基本設定】 ピクチャの拡大縮小時の描画を「くっきり&ガタガタ」と
なめらか&ぼんやり」から選べるようになりました。

・【マップエディタ】指定した背景画像を見ながらマップチップを配置できるように!
→ 自分の描いた絵をマップにすることが、これまでより簡単にできます。

F11を押すとマップの現在位置を保持したままデータとマップファイルだけ更新できる
→ 限界はありますが、ある程度なら、ゲームをプレイしながら作ることが可能!

などなど、今回は割と新機能満載です。
アップデートのたびに高性能化、使いやすさアップしているので、
去年使ったけどダメだー、という方も、もしよかったらどうぞ。



【第二回ウディコン開催決定! 2010年8月】

そしてもう一点! 告知自体は前々から出していたのですが、
第二回WOLF RPGエディターコンテストのスケジュールが
以下のように決まりました!

2010/8/9 ~ 2010/8/15 : 募集期間
2010/8/16 ~ 2010/8/25 : 投票期間
2010/8/29 : 結果発表

第一回はやや間延びしてしまった感があったので、
審査員一同で話し合った結果、8月中に全部終わるような
スケジュールにさせていただくことに決まりました。
開始まであと3ヶ月です。気合いの入った作品、お待ちしております!

【WOLF RPGエディターコンテスト公式サイト】




【シルフドラグーンゼロ 紹介動画をアップ】

ありがたいことに、窓の杜さんがシルドラゼロを紹介(アーカイブ)してくださったので、
記念にサッとPVを作ってみました。あんまり凝ってませんが、
だいたいの雰囲気はつかめるものになっていると思います。

コメントも見たい人は 【ニコニコ動画版】
その他の動画も見たい人は 【私の自作動画マイリスト(ニコニコ動画)】へ!



今回は業務連絡的な記事なので、コメント返信はまた次回に!
 2010-05-15 (土) web拍手 by FC2 カテゴリ: ウディタ




2010-05-10 (月)   考古学編 だんだんダンジョン
昔ね、↑(タイトル)みたいな名前のソフトがあったんですよ。

ここ一週間は、ダンジョン用シナリオのベースシステム構築と、
第一のダンジョン作成にいそしんでいました。
とりあえずダンジョン一個作ってみて、色々と必要そうな機能を洗い出して
作っておいたり、どんな点で面白さを出せそうか検討してみたりしています。

『今回の画像 ルーレット』

ルーレットミニゲームです、考古学編で多用される予定!
シルドラ0の経験を活かし、ちょっと綺麗に見せられるようがんばりました!

これは、危機を回避したり、狙いを定めたりする判定時に使用されます。
「WILLを消費すると、ルーレットスピードを落とせる」といった具合の、
色々と工夫できる部分も用意したいなあ、なんて思ってます。



【今回、作業していて思ったこと】

第一のチュートリアルダンジョンを作っていたのですが、思った以上に
ギミック作りが大変です。ダンジョンRPGといえば、バリバリ戦闘!だったり
アイテム色々ゲットだったりを中核に据えたものが多い印象なんですが、
シル学では戦闘キャラを増やすのも大変だし、アイテムの種類もそんなにないしで、
どうやって個性を付けていこうかなあ、と悩んでいる最中です。
変にアニメーションバリバリの戦闘にしない方が良かったかなあ、うーん。

基本的には、ダンジョン内でストーリーが展開されていくので、
単純にシナリオ的な要素を詰め込めれば、いいっちゃいいんですけれどね。
幻想譚はどうだったっけ……と思い出しながら、
少しずつでも確実に進行させています。

それにしても、(リアルに考える限り)敵もアイテムも
基本的に何もなさそうな古代遺跡の探索より、
普通の現代施設の探索の方が、非常に楽しいダンジョンとして成立しそうで困ります。
「銀行」とか、「マフィアのお家」とか、まさにお宝満載のダンジョン!
背徳感も合わさって、ドキドキ感マックスですよ!
そうだ最近のゲームには背徳感が足りない!え?規制に引っかかる?

でも、そういう意味では「怪盗モノ」のゲームも、
ある意味で形を変えたダンジョン攻略ゲームなのかもしれませんね。

それにしても、ダンジョン内の敵キャラどうしようかなあ。
1キャラ分のアニメ作るのに何日もかけてると8月には間に合いそうもないので、
この辺は、色々と工夫してうまいことやろうと思っています。
ザコ敵用に、コマ数を極限まで少なく済ませて作る方法を考えないと!



【ウディコンイラストについて】

たくさんのイラスト投稿、本当にありがとうございます!
どれもクオリティの高いイラストが多くて、一枚に限定するなんて
とてももったいないので、ウディコン用バナーは、期間ごとに
イラストを変えて使わせていただくことになると思います。

【現行のウディタバナー案 一例】
バナーにしたときに映えそうなウルファール画像を、
個人的な好みと、実際にバナーにおさめたときの使用感もろもろを込みで、
候補をざっと選ばせていただきました。まだ実際に使ってないので、
使用感に応じてこれ以外のイラストもバナーとして
使わせていただく可能性があります。

雨川 様  パステルカラーが目に優しい、バナーとして非常に使いやすそうです


たまご 様 シャープな線と力強い色使いが素敵です。


西岡知三 様 黒が映える構図!サイトに合わせてこういうのもいいですね


わたべ 様 正統派で可憐なウルファールさんです


Takizawa 様 デザイン的なバナー。文字入れしやすく、容量も超軽量!


これ以外のも素晴らしいイラストばかりだったので、
それらは今後、ウディタ公式サイトのトップ画像などで
掲載させていただきたいと思っております。
特に、構図にこだわってくださった方々のイラストが、
どれも素晴らしいものばかりでしたから!
投稿して下さった皆さま、重ね重ね、本当にありがとうございました!

なお、間に合わなかったよーって方も、しばらくの間は、
お気兼ねなく投稿してくださって結構ですよ。
素晴らしいイラストがあれば、いつでも使わせていただきたいと思っております。


以下は拍手コメントへの返信です。
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 2010-05-10 (月) web拍手 by FC2 カテゴリ: シル学




2010-05-03 (月)   帰還後は小さな作業から
「開発日誌で何言ったって、ゲームを遊ぶ頃にはみんな忘れてくれ!」
そう思いながら遠慮なくネタバレしまくってる私です。
でもそろそろ初期トーテムくらいは暗記されてるかもしれません。

今回の画像

※アイコン素材:もやしほわいと様(改変あり)

今週は久しぶりのシル学の開発ということで、リハビリがてら、
アイテムやスキルアイコンを入れる作業を行っていたり、
考古学編で多用する予定のミニゲームを作ったり、
シルフドラグーンをシル学側に移植したりしていました。


【今回、作業していて思ったこと】

今回は細々とした作業がメインでしたが、色々思うところもありました。
ミニゲーム一つ作るにしても、シルフドラグーンゼロの経験を活かして、
ある程度はかっこよく作ろうと意識してみたり、アイコンも
オリジナルにこだわらず、いい素材があったら遠慮無く使おうと思ったり。

要するに、ただ見た目の話なんですけれど、
やっぱりちょっとはこだわった方がいいよね、ってお話です。
シルフドラグーンゼロでも多用していますが、
画像の「加算」(重ねると光ってるように見える描画方式)は綺麗ですね!
使いすぎると真っ白になるので多用は禁物ですが、
これから画面をキラキラさせていきたいと思います。


今日からは、楽しいダンジョン製作です。
ただ、マウスで遊べるダンジョンっていうと
Rui○a式か3Dダンジョン式しか思いつかなかったので、
結局、幅広いプレイヤーさんに遊んでもらうことも考慮して、
前者のシステムを採用しています。要するに、
「イベント発生地点を選んでいって、イベントをこなすたびに
 行ける範囲がどんどん拡張していく」
というタイプのダンジョンですね。
これなら二次創作でも作りやすいし、学園祭イベントみたいなお話でも
機能を使い回せますし、色々利用していきたいと思います。



【シルフェイドアンソロジー 発売開始!】

総224ページものシルフェイドアンソロジー(とらのあな価格で\1,500)が
無事、販売開始されました! 以下のリンクから購入できます。

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5/6段階「在庫僅少」になっています、欲しい方はお早めに。
(終了)

クリック後「あなたは18禁18歳以上ですか?」
と表示されますが、それは同じページにある別の同人誌が
18禁のシルフェイド同人誌なのでそう表示されるだけで、
アンソロジーそのものは全年齢です。
まだ私も見てないので詳しいことは分かりませんけれど!

シルフェイドアンソロジー公式ページ(アーカイブ)





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 2010-05-03 (月) web拍手 by FC2 カテゴリ: シル学
2010年05月


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