シルバーセカンド開発日誌
 ここはゲーム開発者SmokingWOLF(スモーキングウルフ)の開発日誌です。
 【現在の目標】→ ウディタ3.5のバグを落ち着かせる! & 『片道勇者2』の開発!
 ※以前のブログが使えなくなったので、ただいまこの開発日誌に移転中です。
2010年01月

2010-01-29 (金)   シルフドラグーン2
寒くなったりして調子が悪くなったり、いくら考えても
脳が煮えたぎって何も思い浮かばなかったり
色々コンディションが悪くなっているので、
頭が回らなくてもできるシル学用ミニゲーム
(恒例のゲームセンターイベント)の作成を少し進めていました。
その名も『シルフドラグーン2(仮)』。純ウディタ製です。



プレイ画面、立ち絵グラフィックとして、試しにモノリスを設置しています。
実際は、新しくキャラを描くなり、描いてもらうなりしたいと思っています。
ちょっとハードな世界観でお送りするライトSFちっくな感じで行こうと
思ってますが、いつも通り所帯染みたキャラばかりになりそうな予感。

まだまだシル学まで遠そうですし、待ってくださる皆さんにも悪いので、
ある程度完成したら、これを単体で公開しようかなと思っています。
元気がなくてもゲームシステムは作れる!その一方で、ストーリー作るのは大変ですね。

【今回、作業していて思ったこと】

ちょっとゼロからミニゲームを作ってみて思ったんですが、
フリーゲームとして作るなら、まずゲームシステム単体で面白いものを作った後、
それに物語やキャラクターを肉付けしていく方が、
ムダな贅肉がつかなくて済むのかなあ、と感じました。

「勇者が魔王倒しに行くようなDQ1のオマージュ」
のつもりで作ろうと思ってたのが、
最終的にシルフェイド幻想譚みたいになったような感じで、
最初に想定するゲーム全容は、小さければ小さいほどいいのかもしれません。
ちなみに、この場合のぜい肉ってのは、うまくまとめられなかったものとか、
入れても面白くなかったものとか、そういう要素を指します。

結局は、作る過程で、「必要性を感じたもの」だけ、
または「これを入れたら面白くなる」と思ったものだけ、
足していけばいいじゃないか、という発想。
まあ、当たり前といえば、当たり前の話なんですけれどね。
今回、シル学で壮大な計画を立てて
ちょっと遠回りした感じがしてしまったもので。

自分の作品の中では、幻想譚は余分なものが少なめだった感じですが、
モノリスフィアに関しては、ちょっと痩せすぎだった気もします。



以下は拍手コメント返信です。
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 2010-01-29 (金) web拍手 by FC2 カテゴリ: シル学




2010-01-22 (金)   休息半分、作業半分
今週は旅行などの気分転換期間も含めつつ、
テストしてもらって出てきた小さな修正点への対応と、
公安委員会編の第二シナリオに着手していました。

終わったシナリオ、残っているシナリオを整理すると、以下の通りです。

システム部 ■■■■■■■□
武術運動部 ■■■■■■■■
公安委員会 ■■□□□□□□
地歴探究部 □□□□□□□□
共通イベント ■■■■■□□□

という感じで、やっと折り返し地点が見えてきたところです。
にしても、「システム完成」ってしょっちゅう言ってる気がするなあ。
正確には、システムはできてても、説明が足りない部分が多かったんですよ。
こればっかりはテストして初めて分かった部分も多いので、
じわじわ外堀を埋めていきたいと思っています。プレイアビリティ最重要。




シーナの出番が危ない!
シル学のように、災いから世界を救うための戦いとか
遺跡もぐりとかになると、ほとんど活躍の場がありません。
でも、育成シミュだと病院待機でもそれなりに出番があるので、
会いにいって仲良くなれる系のキャラとして存在する分にはいい……のかな?
RPGだと、逆にそういうキャラ(幻想譚のシン・シズナなど)は
目立たなくなりますけど、いつでもすぐ行けるなら印象深くなりそうです。



【今回、作業していて思ったこと】

自分で色々考えるよりも、他人に見せた方が
根本的なところで指摘していただけるのは変わりませんね!
ということで、ちょっと現段階のシル学を他人に見てもらったんですが、
ある意味でコンセプト的に
期待ハズレなことをしてしまっていたようなので、
修正(というか追加作業)が大変なことになりそうです。がんばります。

というのも、コンセプト的には幻想譚の正当派生のつもりだったので
キャラ要素も割と幻想譚的な位置づけにしてしまっていたのですが、
「ファンゲームとして捉えるなら、やっぱりキャラ要素が強い方が嬉しい」
というところを指摘されまして。
キャラ要素は、半年前に見せたときよりはよっぽど増やしたんですが、
まだまだ足りないみたいです。

作業リソースとも相談しつつ、
どうやって満足させられるものを作ったものかなあ、
と色々考えています。
まずは基本シナリオ部分を全部作るところからですけれどね!

現状のシルフェイド学院物語の全体像としては、
シルフェイド幻想譚のような感じの
異なるストーリーが3本分あると考えてください。
ストーリーによって、仲良くなれるキャラも違ってきます。
そしてもちろん、時間経過は容赦なく襲ってきますので、
クリア状況によっては、トゥルーエンドに間に合わなかったりもします。
が、周回特典もあるので、プレイを重ねればどんなに育成がヘタな人でも
余裕でクリアできるようになる……!かもしれません。
もし「超楽ちんクリアMOD」なんてのを、どなたか作っておられた場合は、
それを導入してクリアしてくださってもいいですしね。
逆に、「Mの人向け難易度調整パッチ」を入れてみたりも
面白いかもしれません。



以下はいただいた拍手コメントです。
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 2010-01-22 (金) web拍手 by FC2 カテゴリ: シル学




2010-01-15 (金)   私もテスト期間です

目立たないんですがお気に入りモブキャラです。
ポニーテールが好きで緑髪キャラが好きで、
あとウェーブヘアーも好きです。
あ、半獣とか半魚人とか翼のある人も好きです!
趣味が思いっきりゲームのキャラに反映されていてすみません。

さて受験が間近に迫ってきた方も多いと思います!
ていうか明日センターですよ!
月なみなことしか言えませんが、どうか頑張ってください!
DHAのサプリメントはオススメですよー、頭が疲れにくくなるので、
もし試験が長くなりそうでしたら、よかったら試験前にでもぜひ。

受験を迎えていた当時に私が思ってたのは、自分が
「うわーどうしよう大変だ」と思うときは、
他のみんなも大変だってことです。
解ける問題は確実に解いて、分からないのは最後にゆっくり考えるという
基本戦法を忘れず! それを確実に実行すれば、勉強した分は取れますよ!
勉強した分も取れなかったら、一年間後悔しますから、
これからは戦術ミスで負けないことが重要です!
勉強が足りなくたって問題ありません、試験中のミッション内容は
「いま覚えていることを最大限に活かせ!」で大丈夫!



さて、今週は公安委員会のシナリオをちょっと冷ましつつ、
武術運動部編のテストプレイをしてバグ取りをしていました。
すごくいっぱいバグが出て大変です! こりゃー公開時には、
シルエットノートの時と同じく、「買いたい人だけ最初に買ってね」版を
先行公開して、ある程度バグ取りする戦法を採った方がよさそうです。


【今回、作業していて思ったこと】

バグ取りしながらのテストプレイは、なかなか精神的に苦痛です。
何度も何度も繰り返してると、内容にも目新しさもなくなって、
(そりゃ自分で作ったんですから新鮮さもクソもないんですけれど!)
「これは果たして面白いのか……?」という疑問まで湧いてきて
自信の方にもちょっとダメージが入ります。
いやまあ、自分で凄く面白いゲームと断言できるものなんて、
今まで一度も作れた試しなんてないんですけれど。
……なんだか、いざこうやって気持ちをまとめてると、
自信がなくなってるのも、結局いつも通りのような気がしてきました。

でも、テストプレイは決して逃れられない作業です。
バグは直して、つまらないなあと思ったところは
面白くするための案を考えて、
演出が足りないと思ったら派手にする。これらは地味ながら、
ゲームが面白いか面白くないかを決める境界線を一歩越えるために
絶対必要な作業だと思います。テストするだけなら簡単ですけれど、
重要なのは何が問題かということに気付くことです。

でも、これがまた、なかなか難しいんです。
自分で必死に考えて、「これでいいに違いない」と思ったものを、
さらに向上させなければいけませんから。
「過去の自分の行い」を否定する数が増えれば増えるほど、
自信にもそりゃ影響が出てくるってもんです。
それでも逃げずにじっくり踏みとどまって、感じる気持ちをより鋭敏に、
がんばっていきたいと思います。


以下はオマケのお話や気になったコメント返信です。
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 2010-01-15 (金) web拍手 by FC2 カテゴリ: シル学




2010-01-10 (日)   公安編 25%
公安委員会の第一シナリオがおおよそ完成しました。
最低限動作する部分だけって意味で!
いつもながら、この段階だと面白さとは無縁なので、
最終的なブラッシュアップでどんどん面白くしていきたいと思います。
まず何はともあれ、全体の流れを作っていきたいです。
残りは、公安委員会編第二、第三、第四シナリオと、考古学編全編!
もうすぐシナリオ作成も折り返し地点です!

【シル学エディタ】


その過程でシル学用データエディタを
バージョンアップしたりしていました。
前回のシルエットノートでは、二次創作データをメモ帳なり何なりで
作っていただいていましたが、今回は条件分岐やら何やら付いて
大幅機能向上しています、ご期待ください!
って前にも言いましたけれどね。

ちなみに、ファイル形式は単純なテキストファイルですので、
メモ帳でもいじれます。
それをウディタで読み込ませてイベント実行させています。

※シル学の二次創作データについて
イベントだけでなく、キャラクターやアイテム、イベント発生地点や
トーテムなどなど、様々な要素を追加することができます。
気合い入れればゼロからゲーム作ることもできますよ!



【今回、作業していて思ったこと】

公安委員会編の探偵パートなんですが、
途中の情報収集パートがやや地味ーな感じになってしまっても、
肝心の推理パートだけ演出をしっかり作ってみたら、
一見よく見る探偵ゲームのような雰囲気が出てきてちょっと驚きました。
そういえば普通の探偵ゲームでも、情報収集パートって地味だったなあ……。
盛り上がりのメリハリを付けるという意味でも、
開発速度を上げるという意味でも、
情報収集パートには、そこまで力を入れすぎないほうが
いいのかもしれません。
もちろん、情報収集の合間に入る、緊張感溢れるシーンは大事ですけれど!
なにごともバランスが大事、ってことで。
盛り上がりどころは特に頑張ろうと思います。

それともう一点、開発順序について!

第一シナリオは情報収集パートから作った後に推理パート作ったんですが、
次は推理パートから作って、必要な証拠だとか証言だとかを洗い出した後、
その情報を入手できる情報収集パートを作ろうと思いました。

ですがいざ推理パート作ってみると、周辺情報から類推するしかない内容も
ぽこぽこ出たりして(まあそれが推理っちゃ推理なんですが)、
プレイ層によってはクリアできなくなったりしないか心配なところも。
もちろん、間違えても何度でもトライできるくらいの優しさは、
いつだって残しておきたいつもりですが、
推理系ゲームの難易度設定は難しいですね!


以下は気になった拍手コメント。
いつもコメントくださってありがとうございます、励みになります。
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 2010-01-10 (日) web拍手 by FC2 カテゴリ: シル学




2010-01-03 (日)   あけまして
年が明けました!ということで、
ラフな年賀状イラストを皆さんにプレゼント!
虎子、原画はもっとセクスィでした
クリックで拡大

ウディタのマスコットキャラクター、ウルファール(狼子)に
対抗したわけではありませんが虎子です。
ウディタ講座動画を作るなら狼子&虎子のペアで
解説しようと思っていましたが、
もちろんそんなのを作るヒマなんてありません!

ちなみに、年末と元旦&1/2は親戚の家デーだったので作業はおやすみです。
ついでに寒すぎて元旦から腰が中破したりしてて、
今年一年は早速少しヤバそうです。
寒いと血行が悪くなって肩こり腰破壊が起きやすいので皆さんもご注意を!
え!? 若いからそんなことないって!?ガーン。

何はともあれ、今後もやれる分だけ、
ぼっちらぼっちら頑張って参りますので、
温かく見守っていただけますと幸いです。
 2010-01-03 (日) web拍手 by FC2 カテゴリ: 落書き
2010年01月


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